バンコク国内で観光ビザを取得して延長する方法
日本人はノービザでタイに30日間滞在することができます。
普通の観光だと十分ですが、僕のように仕事やその他目的で30日以上滞在したいとなった場合、ビザを取得しなければいけません。
ビザの種類は様々ありますが、僕は計2ヶ月ほどいる予定なので観光ビザでさらに30日延長します。つまり計60日滞在することができます。
方法は二つあります。
①一度国外に出てノービザで再入国
ノービザは30日間有効なので、期限が近づいてきたら一度国外に出ます。
バンコクはミャンマー、ラオス、カンボジア、マレーシアに囲まれているので気軽に陸路で国境を越えることも出来ます。
*ミャンマーはあらかじめビザを取っておく必要がありますが、ラオスやマレーシアは短期間ならノービザ、カンボジアはアライバルビザを取得できます。
空路でもバンコクにあるドンムアン、スワンナプーム空港は東南アジアのハブ空港です。毎日LCCを含めたくさんの便がでているため格安で選択肢は多いでしょう。
旅行も兼ねて行けるのなら一度国外に出て再入国したほうが間違いなくいいです。
ただなかなか時間が取れなかったりして行けない方もいると思います。
また、これを何度もやると渡航の目的が観光ではないとばれてタイのイミグレに怪しまれます。
②バンコク国内で観光ビザの申請
仕事の関係上時間がなかったので、僕はこちらを選びました。
早速行き方やビザの取り方について説明していきたいと思います。
行き方
BTSモーチット駅まで行きます。3番出口を出るとバス停があるのでそこで52番のバスに乗ります。
時間帯ですが昼頃からは混むので朝一で行った方がいいでしょう。(0830分から)
バスには交通渋滞にもよりますが約20分ほど乗ります。
目印はこのCATというところで下車します。
降りて真っ直ぐ行き一つ目の突き当たりを左に曲がると、バイタク(バイクタクシー)の集団がいるので「イミグレーション!」と叫べば連れて行ってもらえます。(20バーツ)
到着して軽い荷物検査を済ませ、奥のほうに進んでいきます。
必要なモノ
◯パスポート
◯1900バーツ
◯滞在先の住所と電話番号
◯出国カード
*現地で用意できるもの
◯パスポートの顔ページ、タイの入国ページのコピー、出国カードのコピー。
◯写真
◯申請用紙
奥の方に進むとこのようなホールが見えてきます。
下に降りるエスカレータがあるので降りるとcopyやphotoと書かれているお店がたくさん出ています。
コピーは一枚2バーツほどから。写真は100バーツほどらしいです。
入ってきた入り口の方に戻り、IMMIGRATION DIVISION 1と書かれているところに行きます。いよいよ申請です。
申請手順
IMMIGRATION DIVISION 1の中にカウンターがあるので、申請用紙をもらいます。
記入しようとしたけれどペンがありませんでした。
受付の優しそうなおばちゃんに聞いたところ、「みんな盗んでいくからもうペン置くの止めたのよ」との事。
近くの人何人かに声をかけてペンを借り、記入していく。
そして僕はミスに気づきました。
出国カードの詳細を記入する場所があったのですが、僕は出国カードを知らないうちに捨ててしまっていました。
タイに入国する時に必ず書く入国カード。タイの場合入国カードの隣に出国カードもくっ付いているのですが、僕がアジアを旅していた時はそのおまけみたいな出国カードはどうせ出国する時また空港で貰えるし、あまり重要視しておらずまあ無くしてもいいやと思っていました。
しかし上の必要書類のところにも書きましたが出国カードは必要でした。さっきまで優しかった受付のおばちゃんも急に血相が替わり、
「じゃああなたできないわね!出国カード無くすなんて何考えてるの?もうだめよ!」
とかなりご立腹の様子。
周りの職員の人に声をかけたところ、この近くに警察署があるからそこに行ったら出国カードをもらえるかもしれないとの事。
一か八かでイミグレ前にいたバイタクを捕まえ警察署へ。(往復80バーツ)
※ぼったくるやつもいますがこれが正規の値段なのでぼられないようにしてください。
10分ほど走ったところに警察署はありました。
英語が理解できない警察官にジェスチャーで伝えたら、代理となる出国カードみたいなのを書いてくれました。とにかくこれで一安心。コップンカップ。
またまたイミグレに戻りペンを見知らぬ人から借り、写真を貼って(ノリは現地にあります)ご立腹おばちゃんからオッケーサインをもらいました。
いよいよイミグレーションの中に入ります。
受付を済ませ、受付番号を貰い並びます。およそ50人待ちでした。
受付カウンターはたくさんあったのですが、待っている人が昼頃だからかかなりいました。
1時間ほど待ち必要書類を提出します。
パスポート、お金(1900バーツ)、必要書類を提出してあっさり完了。
約30分後に名前で呼ばれて先ほどのカウンターに行きパスポートと領収書とおつりの100バーツを返却されました。
↓上が一ヶ月前に押された入国スタンプで下が新しい観光ビザです。8月2日から30日間ですので、9月1日まで期限があります。
余談ですが、不法滞在は短期であれば一日につき500バーツの罰金になります。
しかし、一日目は罰金の対象になりません。二日目からが対象となり2日×500=1000バーツの罰金からとなります。
ですので僕は9月2日にバンコクを出るチケットを取りました。
まとめ
他のサイトに出国カードの重要性についてあまり書かれていませんでしたが、これがないとかなり困るのでもし無くしてしまった方はバンコク市内の警察で早めに取得されることをお勧めします。
ペンも持参していった方がいいですね。
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