Hola!
2015年、遂にアメリカと国交回復したキューバ。アメリカからのクルーズや飛行機も多数キューバへ運行するようになり一気に米国旅行者が増えました。
企業も進出してこれから米国色に染まっていくかもしれないと予想されているキューバですが、早めに行かないと今のキューバをもう見れなくなってしまうかもしれません。ただの街並みが美しいキューバがそうなる前に行くことをおススメします!
キューバ観光をする上でのWiFi事情
キューバの首都で玄関口、ハバナからほとんどの人が入国することと思います。
ちなみにキューバ入国には他の国と違う点で「ツーリストカード」と呼ばれるものが必要です。日本でも申請可能。エアカナダだと無料でメキシコからだと約2000円、ニューヨークからだと$50でマイアミからだと$100かかってしまうと、場所によって違うらしいですがこれらもすぐ変わってしまうかもしれないです。
最初から$100も払って入国したら、なんかスタートから悪いので日本で申請しておくのが一番安全ではないでしょうか。
バックパッカーなら日本人宿「しおまらさんの家」「ホアキナさんの家」「ヨハンナさんの家」がおススメです。高級ホテルへ行けばWifiがあるらしいですが普通のホテルや日本人宿はWiFiがありません。ハバナもそうですがキューバの楽しみ方の一つが「インターネットを使わずに情報だけで旅をする」と思います。
実はハバナに限らずどの都市でも広場へ行けば1時間2〜300円程度で激遅ですがWiFiを使えます。用事がある人はこれを使うんですが、私は一週間いて一度もつなぎませんでした。このインターネット社会の中、最初は「インスタをみたい」「友達に連絡したい」「調べ物をしたい」と発狂しそうでしたが意外と慣れてきて無くても大丈夫になります。
調べ物は「情報ノート」と「人からの情報」オンリーで観光します。
昔はこれが普通だったんでしょうが、今となっては海外旅行に行く上ででインターネットを使って調べ物をしないというのはあまり考えられないかもしれません。確かに不便なことも多いです。
しかしこれが「冒険」みたいで面白くなってくるんです。
ネットで調べて写真を見て、その手順通りに行ってネットで見た写真と同じものを見るのも、それが素晴らしければ満足できるかもしれません。でも人からの情報だけでまだ見たことのない景色を自分で探し出した時の感動って達成感もあるし新鮮で美しいです。
インターネットから足を引いて、生の情報だけで冒険すること、おもしろいかもしれません。
ハバナですること
ハバナは旧市街そのものが世界遺産の街です。
街並みはどこかインドを感じさせるような雰囲気もあります。道はちょっと汚いけど、建物はカラフルで綺麗です。そんなハバナは、ただ街を歩いているだけでもかなり楽しいですよ。
レストランは観光者向けと地元民向けのレストランがあります。二種類ある貨幣の外国人通貨「CUC」表記であれば値段は高く、地元民向け「CUP(モネダ)」だと安くなります。
キューバ飯
ちなみにキューバはかなり飯がまずいです。相当マズイと言われているボリビア並かもしれません。
基本的にピザかハンバーガー、小豆入りのパサパサ米が主食になります。飲み物はどれも砂糖が尋常じゃないくらい入っています。キューバ産のコーラも激甘です。。
地元向けはこれ以外にほとんどないので、キューバで安く済ませたいとなると食生活はかなりキツイかもしれません。
(外国人向けレストラン)
外国人向けの美味しいレストランは食って飲んだら一人3000円は軽くいきます。
日本食レストランも二件あります。その一つ「Sayu」は2CUC(200円)から食べれますよ!(ただし全然食べれるけどあまり美味しくはない・・)
(Sayu)
お金に余裕がある人もとりあえず一回はモネダ飯を食ってみるのも面白いかもしれません。
クラシックカー
キューバといえばクラシックカーを思い浮かべる人も多いかもしれません。
ハバナではこのクラシックカーが大量に走っています。観光客を乗せるのを目的としたかっこいいものから、自分の車か地元向けタクシーのカッコ悪いものまで色々なクラシックカーがあります。
観光者向けのクラシックカーは1時間40CUC(4000円)(運がよければ30CUCに交渉できるかも)で運転手含めず5人乗り。=一人8CUC
本当に色々なかっこいいアメ車がこの観光者向けタクシーになっているので必ずお気に入りが見つかると思います。
1時間の間は、行きたいところを告げればそこに連れて行ってくれます。私はハバナ旧市街を一望できる場所にしてもらいました。それまでのドライブがとにかく楽しいです。
ドライバーの運転手は積極的に写真を撮ってくれるし、これでこの価格なら5人集めて乗ることを是非おススメします。
チェ・ゲバラとカミーロ・シンフエゴス革命広場
「キューバ革命」でその名も知っている人も多いでしょう。「チェ・ゲバラ」
革命広場にはチェ・ゲバラとカミーロ・シンフエゴスの大きな肖像画があります。反対側にはホセ・マルティ記念博物館もあります。
セントロからはP12のバスで30分ほど行けばあります(0.5モネダ=2円)ちなみにここに郵便局があるので海外に荷物を送ることも出来ます。
日本までの値段は1キロあたり約100円と破格!!!旅人の間でも「キューバ=荷物送った方がいい」という感じになっています。(笑)
届くか心配でしたが、二週間後無事に届きました。
キューバ産の激安葉巻とモヒート
これもキューバのイメージで強いと思います。
葉巻は色々なブランドがあり、ちゃんとしたブランドを買おうと思うなら5CUC~からかかります。それでも500円!日本で2、3万円するようなものもこれくらいの値段で買えるので記念に一本くらい買うのもいいかもしれません。
ブランド物ではなく、現地の安いものだと25本セットで5CUCで買えます。(一本あたり25円・・タバコと同じくらい・・)
ラム酒が有名なキューバ。その中でも「Havana Club」は全世界で有名ですよね。
モヒートは安いところで一杯2CUC〜飲めます。これに葉巻をくわえてグラサンをかけて写真撮ったらキューバ感満載です!
観光地トリニダ
キューバ滞在期間にもし余裕があるなら、ハバナ以外にも足を伸ばしてみることをおススメします。
その中で一番人気があったのはトリニダという都市です。
ハバナから乗合タクシーをブっ飛ばして4時間。(一人約25CUC)またはカミオンと呼ばれる地元の乗り物で何回か乗り換えをして安く行くこともできます。
観光客向けバス「Viazul」で行く人も多いです。
ここ、トリニダにも有名な日本人宿、「レオとヤミの家」があります。
この宿のオーナーのレオとヤミ夫婦はとても気さくです。
お願いすれば景気が最高な場所に連れて行ってくれたり、釣りに行くことも出来ます。
乗馬体験や洞窟の中にクラブがあったりと街中はかなり観光地化していて、物価は少し高めですが行く価値は十分にあると思います。
他の都市も
私が行ったのはこの二つですが、時間があるなら西側にある「サンディアゴ・デ・キューバ」でサルサを見たり、リゾート地でオールイーンクルーシブを楽しむ「バラデロ」も有名な観光地です。
アメリカ大陸に行くなら、キューバ行くべきでしょ!
キューバという国はもちろん日本から直行便もないですし、少し行きにくい国かもしれません。言語はスペイン語オンリーで英語は驚くほど通じません。
しかし見所が多くあり、是非行ってもらいたい場所です。
アメリカ大陸へ来る用事があれば、安いフライトも出ているので是非寄ってもらいたい場所です。
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