2月24~25日(ボリビア・ウユニ~ヴィリャソン~アルゼンチン・ラ・キアカ~ウマウワカ〜サルタ)
夜、ウユニからあまりリクライニングのきかない狭い夜行バスでガタガタ道を8時間。午後8時出発で明け方4時にヴィリャソンに到着。(50ボリ=800円)
ウユニから直接国境を越えてアルゼンチンに入るバス会社は無く、国境の町ヴィリャソンで各自出国、入国手続きをしてアルゼンチン側の国境の町、ラ・キアカから南へまた各自バスをおさえるといった感じだった。
下されたヴィリャソンのバス降り場らしきところから歩いて1キロ弱、国境が見えてきた。
しかし・・・なんか暗い。
話を聞きに行くと、税関はボリビア側が6時スタートでアルゼンチン側が7時スタートとのこと。
「え?ボリビア出国手続きしてから1時間も待たなきゃいけないの??」
「一緒の時間にあくよ。ボリビアとアルゼンチンの間には1時間の時差があるんだ。」
ああ。なるほど。
とにかく2時間程度暇をつぶす。トイレがないので基本みんなそこらへんで野ション&糞。
3人くらいに見られて少し恥ずかしかった。。
5時半くらいから人が並びだしたので税関前に並ぶ。6時ちょいに税関は開き、突っ込みたくなるほどスムーズに出国と入国ができた。税関からまた1キロ弱、今度はラ・キアカのバスターミナルが見えてくる。
僕たちが行く予定の「ウマウワカ」までは2時間で130ペソ(920円)といきなり高くなった。その先にあるアルゼンチン北部のでかい町、「サルタ」までは300ペソ(2100円)
その分、中の感じはボリビアとは打って変わって良かった。リクライニングは効くし、広々足を伸ばせる。
バスターミナルではボリビアーノで払うこともできるけどレートが鬼悪い。
あらかじめ調べておいた僕たちはウユニでボリビアーノをアルゼンチンペソに両替しておいたけど、その時のレートは0.39で100ボリが256ペソになった。しかしこのバスターミナルは0.50で、100ボリが200ペソにしかならない。つまり100ボリ交換するごとに44ペソ(310円ほど)損してしまうことになる。
またアルゼンチン北部のラ・キアカを含むウマウワカ辺りは両替所やATMが無いため、両替は絶対にボリビアでいくらか変えたほうがいいと思います。(サルタも両替率は悪いです。もしできるならウユニで全額両替するのをオススメします。)
ウマウワカまではバスで2時間ちょい。南米のグランドキャニオンとも言われているウマワカ渓谷で一番でかい都市であるウマウワカ。
町の中心部から宿を探してくけど、どこもアホみたいに高い。ブッキングドットコムであらかじめ調べておいたけど登録されている宿は極端に少ないし、実際に直で聞いたら鬼高い。一番びっくりしたのはボロそうな宿に3000ペソ(21000円)と言われたこと。
なぜこんなに高いだと聞くと、最近はイベントをやってるからだよ。とのこと。
おそらく南米全体がウユニシーズンやリオのカーニバルでパーティー状態なのだろう。ウユニもパーティーっぽかった。
とにかく宿が高すぎるのでウマウワカは今日は離れてさらに南にある「サルタ」なら安いホテルがあるからウマウワカを今日1日観光して2240分発の夜行バスでサルタへ移動するチケットを購入。(260ペソ=1900円)
チケット売り場に荷物預け場所もご丁寧にあり、一つ40ペソ(280円)
高すぎるッ!!!!アルゼンチン!!!!
ボリビアの感覚でいたら頭がおかしくなりそうなのでここはもう割り切って払います。
水も30ペソ(210円)・・・泣きたい。
お昼ご飯も割り切って60ペソ(420円)払います。
うんまい!!!!
米はあまりボロボロしておらず、肉はこれでもかというほど煮込まれていてかなり手が凝っている。食事に気がないボリビア人とはやっぱり違うぜアルゼンチン!!
さて、荷物を預けて腹を満たした後はウマウワカに来た目的である「オルノカル」を見に行くことに。
七色のに光る岩としてウマウワカ観光で有名な場所。しかしまだマイナーで現地ツアーやバスなどは全く無い。
さっそく市内で乗り合いタクシーを探す。
ウマウワカでは普通のタクシーはかなり少なく、普通の一般者がタクシー代わりとして走っている。どいつがタクシーなのか分からないので、「オルノカル!オルノカル!!」と叫びながら中心部を歩き回る。
たまーにこっち向いてSi(Yes)って言ってくんだけど、4人で800ペソ(5600円)が相場らしい。本当高いアルゼンチン。
僕たちは3人しかいないんで、あと一人集めなきゃいけない。でも一人でオルノカル行こうなんて人ここら辺で探すのはかなり困難だと思う。3人なら一人260ペソくらいになってしまう。
しばらく探すと、3人で600ペソでいいと言ってくれる人が出てきたので決定。一人200ペソ(1400円)でも高い・・・
町からオルノカルまでは車で約30分。
サボテンの道がかわいい。
ウマウワカは標高約2900メートルだったけど、いきなり標高4350メートルに。車一台の入場料が40ペソでプラスで支払い、到着。
オルノカル。
雲が近い。というか雲で隠れてちょっと暗い・・でもかなり綺麗。なんて色してるんだ。
下へ降りれる道があったので下ってみる。道はかなり急な坂。
どんどんオルノカルが近づいてくる。近くで見るとさらにすごい色してる。
やはりまだマイナーなのか、観光客は本当に僅かしかいなかった。
今はまだ40ペソだけど、今後観光地化されてどんどんあがっていくんだろうなァ。
しばらく見ていると雲がそれて太陽が出てきて、オルノカルが光り始めた。
これは本当に絶景だった。おじいちゃんおばあちゃんもテンションがあがって自撮り。
自然は本当に偉大。
来た道を帰っていく。
この道もすごくいい感じ。
標高が高くなったから坂を登るのは本当にしんどい。けどそれ以上の絶景でした。
しばらく眺めて、帰ります。最後は綺麗に晴れました。
本当に綺麗だった。これからアルゼンチンの北部を観光する人はウマウワカのオルノカル、オススメです。
帰ってきた後はWi-Fiが使えるレストランでコーラ一本頼んでバス時間までねばり、てかコーラ70ペソ!!!!!(490円)本当にふざけてる。
夜は屋台のうまそうなソーセージサンドイッチ的なのを。(50ペソ=350円)
アルゼンチン食べ物美味しい。
夜になると他にも色々な屋台がではじめ、祭りも騒がしくなってきた。南米の祭りはボリビアもそうだったけど、泡スプレーを無差別に色んな人にかけまくります。
気をぬいて歩いていると観光客でもやられます。ハイ、やられました。3回ほどやられました。
コイツやりそうだなと分かったら、ヘラヘラせず真剣な顔でおっかなく「No」と言えば大抵の人はやめてくれます。がスプレーは不意にかけられるんで、スキがあるとやられます。カメラ濡れて壊れかけた。まじで危ない。
最後のウマウワカの祭りを少し観光して2240分のサルタ行きのバスに乗ります。
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