チチカカ湖ウロス島ツアーとついでに行くべきプーノ海鮮料理

2月16日(ペルー・プーノ)

 

 

 

ちょっと早起きして宿の朝ごはんを食べてウロス島ツアーに行きます。

9時半にツアー会社のバンみたいなのが迎えに来て、いざチチカカ湖へ。と思ったけどこのバン僕たち以外に誰もいない。よほど人気がないのか・・それともシーズンじゃないからか・・

10分ほどでチチカカ湖入り口に到着。

 

船にはガイド付き。ウロス島に着くまでの間プーノやチチカカ湖、ウロス島の歴史などを説明してくれる。


最初にスペイン語で、その次にコテコテ訛りの英語で説明をしてくれるんだけど訛りすぎてよく聞き取れません(T ^ T)

しばらくしたら藁が見えてきます。

この藁。トトラ葦と言ってこれだけでチチカカ湖に住むウル族は人口の島、約50ものウロス島を作っているんだそうです。

なんでそんな面倒臭い場所に作ったんだって思いましたが、それはインカ帝国の歴史に深く関係していて、スペイン侵略によりかつては陸に住んでいたウル族はチチカカ湖へ移動せざるをえなかったのです。そして新しく新しく作ったのがこのウロス島。

歴史が関係しているとはいえ本当にこの葦で島が作れるのかなと思っていた矢先、見えてきました。

 

おおおおお!!確かに島になっている。そして人が暮らしている。

マキマキ英語のガイドがお金を渡している。おそらくウロス島入場料のようなものなのだろう。彼らはにとって一つの重要な稼ぎになっているのがこのようなツアーを通す「観光業」。

すぐに目的地と思われる島が見えてきてたくさんの女性が手を振っている。

そして、藁の島の足を踏み入れた。
もちろんだけどコンクリートなどのように硬い感覚は無く、柔らかい。なんか変な感じ(T ^ T)

するとこの島に住んでいる子供なのか、かわいいボウズたちが寄ってきた。

 

走り出しては転び、わめきだしてお母さんに怒られているのを見て笑ってしまう。可愛いな。

 

そしてみんな集まりガイドのまきまきおっちゃんの説明が入る。この島は50あるうちの一つの島、ワリキ島。それにしてもおっちゃんの英語、聞き取りづらい!!!

チチカカ湖で釣れる魚らしいです。

やがてこの島の村長さんが出てきて、ウロス島がどのようにしてできてるかを説明。英語話せないので、何言ってるか全く分かりませんでした・・

 

そしてお土産の説明。ふむふむ。こうやって観光客から金取ってんだなぁ。

 

そして自由時間。一人の女性が「私の家に来なさい」と言うのでついて行きました。

ふむふむ。家はこんな感じなのか。

「これ着てみて」

と言って渡されたのは民族衣装。ちょっと着てみました。

 

「似合うね〜!欲しい?」

「いらない。笑」

 

横を見ると他の観光客はポンポン買っている。観光業が彼らの生活を支えてるって意味もわかってきた。

買う気がないのは申し訳ないけど、ちょっとだけ見させてもらいます。

それにしても・・このボウズ・・なんて可愛いんだ。

ちょこまかちょこまか動いて、コケる。
見てるだけで癒されます。

 

 

「楽しめたかな?次のツアーに行こう」

ガイドのおっちゃんが寄ってきた。

「いや、いいっす。」

下調べしておいた時に、この次のツアーと呼ばれる藁の船(説明ではベンツと言われる)に乗ると一人10ソル(350円)かかるらしいのです。
⇩コイツです。

 

しかも走行時間はたった10分ほど。乗りたい人は乗って、乗らなくてもいいという人はプーノから来た高速ボートで先回りして次の島へ。
お金がないバックパッカーは後者を選ぶんですが、ウロス島の人たちからは結構白い目で見られます。

「バモス!!(行くぞ!)早く10ソル出して。」

「無理。ごめんね。」

普通に考えてこれに10分乗るのにペルーの物価からいって高すぎる。ま、普通の観光客なら乗っちゃう値段だけど彼らからしたらこれほど儲かる話はない。
そして、断りました。
どうやら僕たち以外の観光客は全員乗ったらしいです・・。笑

 

 

ま、気をとりなおして次の島。

 

どうやらさっきよりもデカそうです。

 

「おーい!パスポートにスタンプほしいかー?」とガイドのおっちゃん。
マチュピチュの時もあったけど、記念用スタンプをパスポートに押すことができる(本当に押していいのかはわからないですが)

「欲しい欲しい!」

「2ソル」(70円)

そこまで金とんのかいっ!!!
なんかもう、、、別に払っていいけどさ、こうなったらどこまでも払いたくない。

「むりいいいいいいいい!!!!!」

もう次何きても絶対払わんぞ俺は。

レストラン、20ソル。

なめてる。この島。

でも、なぜかこのボウズもこの島に。

一瞬で癒されました。

 

 

  

 

ま、こんな感じでツアーは終了。
「あの日本人どんだけケチなんだ」と思われてしまったかもしれません・・・バックパッカーは辛い。

ちなみにツアー代金は一人15ソル=525円(ホテルからの送迎全て込み)
ツアーそのものはすごく安いんだけど、島に着いてから色々と出費がかさむかもしれません。

 

プーノに戻ってきてからは久しぶりに美味しいご飯を食べよう!ってことでペルーといえば「セビーチェ」と呼ばれる魚料理。これが美味しいとトリップアドバイザーでも評判のこちらのお店。

 

メニュー、店の感じからして今までの店とは違います。このセビーチェ屋、、トリップアドバイザーでも紹介されているらしいし、もしかしたら相当高いのでは・・と心配したんですが以外にも休め。

しかも周りで食べている人を見ると相当ビッグサイズ。てか超うまそう。

てことで二人で一つ頼みました。(26ソル=910円)

つまみから丁寧。

そして・・・

 

どーん

 

 

 

 

出てきた瞬間よだれが止まりません。右が噂のセビーチェ。真ん中サーモン揚げ、左は蛸がタップリ入ったパエリア的な・・?エビもあります。

こんな魚三昧が地球の裏側、ペルーのプーノにあるなんて・・・

安い食堂でしか食べていなかった僕らは興奮します。

 

 

そして・・。実食。

 

死に物狂いで食べました。
久しぶりの魚は倒れそうなくらい美味しく、黙々と食べました。

特に売りのセビーチェ。これは・・日本でもセビーチェ屋を作ったら絶対儲かるだろってくらいのものでした。レモンで酸っぱいくらい味付けされていて全身で魚を受け止めました。もう興奮しすぎて頭が良く回りません。

それくらいやばかったんで、プーノ来たら是非!ってレストランでした。値段も二人で割れば一人500円もいかない手頃な値段で食べれますよ^ ^

 

 

腹が満たされてお次はカフェります。


INCA Barというカフェです。名前とは裏腹に普通のカフェでした。Wi-Fiは結構サクサクで店内の雰囲気もかなり良かったです。
プーノは標高が高いけど個人的に好きになりました。てか住みやすそうかも。

  

カフェでしばらくパソコンをカタカタしてからはご飯を食べて早めにホテルに帰りました。

少しの滞在でしたがいい街でした、プーノ。
明日、ついにペルーを出ます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です